サバゲ関連

たった5000円で電子トリガー搭載!?話題のT238をver3メカボに取り付けてみた

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あーあ、もっと高給なら電子トリガーが買えるのになあ

…いか…

え?タコ?エビ?

…電子トリガーを5000円で取り付けたいか

えっ!欲しい!

…我に身を捧げよ

ウワーッ

Aliexpress(中国版Amazonみたいなやつ)で売られている怪しさ満点の電子トリガーユニット(DTU)、T238 digital trigger unit ver.1.5
そのver.3メカボックス用(AK,G36,MP5K等)を入手したので取り付けていきたいと思います。
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(2021/5/6追記)
※この記事掲載時点では機械式スイッチを通してセクターギアの回転を検知するものでしたが、最新ver.は光学的にセクターギアの回転を検知しています。ゆえに大まかには一緒ですが、細部には違いがあるかもしれません。
こういうのが最新版

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ところでFCU(Fire Control Unit)とDTUの違いって何なのだろう?似たようなものとしか認識してませんが……。
これはDTUらしいです。デジタルトリガーユニット。

反応速度が向上し、こんな感じになります。ガンダムでいうところのマグネットコーティング。

さて、取り付けに入ります。後続の方の参考になれば。

そもそもT238 digital trigger unit って?電動ガンへの組み込み方法があるの?

さて、中国では水で膨らませたゲルボールを飛ばす、一種の水鉄砲が生産されています。
中のメカボックスは東京マルイ等のスタンダード電動ガンと同じ構造で、弾がBB弾からゲルボールに変わっただけです。

そのうち彼らは改良を重ね、その水鉄砲に電子トリガーユニットと電動マガジンを取り付けました。
(あれ?国産の電動ガン超えてない?)

その電子トリガーユニットこそ、今回のT238 digital trigger unit。
構造が同じである以上、電動ガンにも搭載できるというわけです。(※要調整ですが!)

どうでもいいですが、「T238」というのはこの商品の型番ではなく、メーカー名なのではないか?と思います。
箱の記載がそんな感じ。

T238 digital trigger unit は何ができるの?電子トリガー?どんな機能があるの?

ギアの回転を光センサーで検知し、メカボックスを電子的に制御することができます。
レスポンスの向上はもちろん、あらかじめ施されたプログラミングにより、様々なモードが選択できるようになります。

代表的なのが、プリコッキング。
撃つか撃たないかギリギリのところでギアを止めておき、電気が流れた瞬間に撃てるような状態を保つ機能です。
そのギリギリ具合も6段階の中から設定できます。たった6段階、といえばそれまでですが…。

全ての機能は以下の通り。組み込み後、セミオートでトリガーを10秒引き続けることで選択可能です。

①バッテリー保護機能 (7.4v、9.6v、11.1v、14.8v)
②セミオート射撃モード選択 (セミオート、2点~6点バースト)
③フルオート射撃モード選択 (フルオート、セミオート、3点~6点バースト)
④プリコッキングピストン位置設定 (6段階) 
⑤発射遅延 (0.0秒~1.5秒) ※0.3秒刻み
⑥連射サイクル(100%、80%、70%、60%、50%)
⑦トリガーモード(ノーマル、敏感、AUG) ※AUGモード:トリガーを軽く引くとセミ、強く引くとフル。
⑧セレクタータイプ(G36、AK) ※G36やM4はセーフ⇒セミ⇒フルと切り替わるが、AKはセーフ⇒フル⇒セミのため。

ひゃあたまらねえ!AK74にT238 digital trigger unitを組み込みだ!

この記録を残す動機となったのが、取り付け記事の少なさ。
M4等の機種であるver.2への記事はけっこうあるのですが、

AK等に代表されるver.3の組み込み

が少なく、この記事を残す次第です。
ちなみに本記事では前方配線のAKに取り付けます。G36等は細部が少し違うかもしれません。

まあ説明書もGithubに置いてあるくらいだから上級者向きなのは間違いない。
https://github.com/t238/Digital_Trigger_Unit

やることは大きく以下の通り。

①電子トリガーユニットを取り付ける。
②トリガーの出っ張りを削り取る。(リューターが必須)
③セレクタープレートにプラ板を貼る。(プラ板が必須)
④線の長さを確認し、端子を取り付ける。(圧着ペンチが必須)

あくまで補助程度に。Githubの説明書をしっかり見てください。

①電子トリガーユニットを取り付ける。

メカボックスを開けてください。
トリガーに関係するパーツを全て取り外し、電子トリガー基盤を取り付けましょう。

メカボックスで基盤に干渉するような部分があれば、リューターで削るなりしてすり合わせます。
こればっかりは個体差もあるので、一概には言えません…。

で、説明書の通りに基盤にスポンジを刺したりしちゃう。アナログでよいね。
4.jpg

②トリガーの出っ張りを削り取る。

9.jpg

「トリガーのここの出っ張りを削ってな。」

確認してみると、出っ張りが邪魔をして基盤のスイッチに届きません。
もはや干渉するとかそういうレベルではありません。削り取ります。

やはりリューターが必要です。気が狂うほどヤスれば手でもできなくはないですが、気が狂います。(トートロジー)
こんなもんはなあ、Amazonで異常に安く買えるよくわからんリューターでいいんです。
かなりパワー不足ですがコンパクト。
https://amzn.to/3SgTIwS

でもどうせ買うならもうちょいだけお金を出して、ドレメルのリューターが良いと思います。信頼性の面で。
私は結局ドレメルに買い換えています。

③セレクタープレートにプラ板を貼る。

18.jpg

「G36はだいじょぶかもしれんけど、たぶんAKはセレクタープレートを加工する必要があるねん。よろしく。」

確かにセレクタープレートがスイッチに届きません。印の部分に長さ3mm~5mmぐらいのプラ板を貼りましょい。
別にプラ板じゃなくても、板状で接着できるものならなんでもいいと思います。
これにより、スイッチが押されてセミかフルかを検知するようになります。

④線の長さを確認し、端子を取り付ける。

5本ある線のうち、異様に短く細い2線については、電動マガジンへの給電用なのでカットします。
この基盤の元ネタの水鉄砲は電動マガジンらしい。すごいね。

線の長さを調節し、付属のミニS端子(タミヤコネクタ)を圧着ペンチで取り付けます。
圧着ペンチってのはこんなふうなやつね。

3本の線は、1本ある黒コードをマイナスに。2本ある赤コードはまとめてプラスに取り付け。
線の長さは基本的に後方配線AKに合うようになっている様子。

⑤テスト

一度モーターとギアを入れて、テストしてみてください。スプリングやピストンは入れなくても大丈夫です。
うまくいっていれば音が鳴ります。

バッテリーをつなぐ⇒プププッ、という音
セレクタープレートを動かしてスイッチに当てる⇒プッ、という音
セミオートポジションと思われるところにしてトリガーを引く⇒きっちりセミで止まる

この結果でしたら大丈夫です。

プー、と長音がするときはなんらかの検知エラーっぽい。
ギアじゃないかな。たぶん。

⑥完成

これにて完成です!
手間は掛かりますが、コスパは最強ですね。
いやもうほんと「ついて来れるやつだけついて来い!」感がすごい。
内部カスタムとはこういうものでなかったか。違うか。
まあ今はすごい人多いけど、千里の道も一歩から、ですよ。
こういうカスタムを楽しんでいるときが一番楽しいですよね。

モードを色々選択して楽しみましょう!

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