目次
1.オブソリートってなに?ガンダムの外伝?
2.エグゾフレーム本体を製作しよう
3.銃火器を改造しよう
4.ジオラマもつくってみるってのはどう?
5.それならフィギュアを作成しよう
6.いよいよジオラマ完成!
1.オブソリートってなに?
ちょっと今更な話になりますが、
OBSOLETE(オブソリート)見ましたでしょうか?
アニメ「OBSOLETE」公式サイト ⇒ https://project-obsolete.com/
第1話Youtube ⇒ https://youtu.be/LzqPSoMXAig
虚淵玄原案のロボットものです。YouTubeで無料で見れます。
あらすじ(ややネタバレ含む)
宇宙人「はじめまして。突然だけど石灰岩1000kgとうちのロボット交換しませんか?取引回数と相手は特に制限しません。庭先に置いといてくれれば取りに行きますんで。」
地球人「マジ?どこ住み?会える?てかLINEやってる?顔もわからんから写真送って?」
宇宙人「いや、商売さえできればいいんで…。」
ということで世界は宇宙人の便利ロボットで溢れることになりました。
宇宙人の正体は謎のまま。
先進国は産業保護等の観点から協定によりこの気味悪いロボットを規制。
でもアフリカ諸国などの発展途上国は参加しませんでした。実際便利なので。
その入手法の手軽さから、作業用ではなく軍事用として反政府勢力や発展途上国が使うようになってきて、世界のミリタリーバランスが変わりつつある…というお話です。
さて今回製作するのは、謎の部隊アウトキャスト・ブリゲードが使う謎の機体です。
なんも説明になってないけど、詳しくは第1話YouTube見て頂ければ。
エクアドル軍ではない。
ではまず機体の説明から。
アウトキャスト・ブリゲードエグゾフレーム ALFEX-16-SOP オバンボ
(NATOコードネーム:エグザクトー)
機体名。アフリカ発らしい名前。「口開けてこの機体の名前言ってみ?うわエロ~」とか日本の小学生が言ってそう。言わんか。今の小学生はもっと高尚な話する、低俗なのはお前だけや。うう…。
宇宙人の便利ロボットに装甲やら電子機器、武器を取り付けたもの。
現実の延長上ということで、世界各地で現役の銃が手持ち武器になっています。
当然、人間が片手で持つには厳しいようなやつ。
以下この機体の装備を2つほど紹介。
DshK-E
この機体の標準装備銃。
いわゆるヘビーマシンガンですね。要はドデカイ弾・マシンガン…だと思います。戦車に載っているようなやつ。怖いねえ。
現実ではベトナム戦争からリビア紛争まで、いろいろ使われているらしいです。ベトナム戦争時の愛称はダッシュK。実際そう読めるからこのネーミングセンスマジで良いな。DshKの100倍覚えやすい。
Vidhwansak AMR-E スナイパーライフル
隊長機の装備。
Vidhwansak(ヴィドワンサック)はインドの対物ライフル。対物ライフルってのは、要はドデカイ弾・スナイパーライフル…だと思います。
人が撃たれたら四肢なら吹き飛ぶし、お腹なら派手に穴が開くヤツだそうな。ピッコロ大魔王の最期ですか?
そういえば『虐殺器官』で、スナイパーに誤射された少女兵がまっぷたつになってたね。
いやあれはあの時代では普通のスナイパーライフルなのかもしらんけど。怖いねえ。
2005年に開発されたけっこう新しめの銃みたいですね。
中身を変えることによって3種類の口径の弾が使えるようなのですが、DshK-E機関銃と弾薬を共通化してるだろうと考えると、12.7×108mmのバージョンなのでしょう。
とすると1800mぐらいが有効射程範囲らしい。怖いねえ。
なおNTW-20という南アフリカ共和国の銃をパクッ…参考にしたらしく、ここでもエグゾフレームの名前のようなアフリカ味を感じることができます。
2.1/35 アウトキャストブリゲード エグゾフレーム本体の製作
それでは作っていきましょう。
ランナー2枚の簡単設計。
共通素体となる宇宙人ロボに、地球製の装甲を被せていきます。
装甲を被せると可動範囲は狭くなります。グリグリ動かしたい人は手首足首をボールジョイント化するといいかも?
装甲を被せた。アンテナは尖らせました。
足のヒケがけっこう凄いので、ラッカーパテにて埋め。
自立が難しそうなデザインなので、右足裏にネオジム磁石を仕込む。
これで冷蔵庫のマグネットとして使えます。使わん。
3.武器というか銃器を製作・改造しよう
重機関銃Dshk-Eの製作改修
DshK-E、きみグリップの部分えらく違くない?
□ ←劇中だとこんな形だったよね?
ということで改修。主な工作ポイントは写真の通り。
1/35といえど、1/144のガンダムのビームライフルより小さくて大変。
・スコープ的なセンサーを1.5mmピンバイスで開口。
・銃口は迫力重視で2mmピンバイスで開口。
・銃身と銃身の下の棒(これクリーニングロッド?)が別パーツに見えるようケガいたりして溝を深く。銃身との固定金具部も紙テープで作り直し。
・グリップを作り直して、四角形に。
・DshK本来の持ち手にあたる部分が埋まっているので、1mmピンバイスで角に穴を開けデザインナイフで繋げるようにして開口。
・銃本体から出ているベルトリンクがマガジンと途切れているように見えたので、弾を1発分作成し接着。
その点、Vidhwansak AMR-E スナイパーライフルくんはちゃんと開口されてて良いですわ。ほら。こんなん埋まってたら全部作り直さなアカンで、
なあ…
Vidhwansak AMR-E スナイパーライフルの製作改修
うおおおおおおおおおおおおお
うおおおおおおおおおおおおおおおおお
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
よし。
・見ての通り上側は新造。
・銃口は迫力重視で2mmピンバイスで開口。
・ボルトハンドルの角度を変更。
・ハイダーの左右穴も開口。
スコープ先端部は、プラ棒をリューターに挟み、簡易ろくろ機のような要領でやすり掛けするとすぐにできます。
プラ棒が長すぎると全自動ビンタ機になるので気を付けましょう(1敗)。
使ってるリューター貼っときますね。これのおかげでめっちゃ製作楽になった。
さてさて、全塗装やら軽いウェザリングやらを施して…
おぉっめっちゃかっこよくなってきた(自画自賛)
これで完成です。
…いや、せっかくの1/35だぞ?本体だけでいいのか???
4.ジオラマを作ろう
せっかくの1/35なのですから、ジオラマベースを作って飾りましょう!
ん~ジオラマの設定はどうしようかな。
謎の部隊アウトキャスト・ブリゲード。
劇中でもエクアドル軍に加勢してアメリカ海兵隊と交戦したり、パキスタンのISIかと思いきやこいつだったり、神出鬼没です。
ゴチャゴチャした地域で戦火を拡げがち。
なんか見た目ロシアングリーンだしな。
…南オセチアで現地反政府ゲリラの支援している図とかいいですね。
劇中でも紛争ばっかり取り上げられてますから、今後出てきそうな地域ですね。
でも現時点ではわざわざここ選んでジオラマにする人もいないでしょうし、世界初の南コーカサスエグゾフレームジオラマを自称します。
ジオラマベースの製作
100円均一で木箱を買ってきましたので、ジオラマベースに使います。
こんな感じでレイアウトを決めました。
作るにあたってはGooglemapのストリートビューが大活躍。現地の感じを実際に見れますからね。
見たところ地方都市は素寒貧に寂れてて作る手間的にもいい感じなので、そんな感じのとこを参考にしていきます。
・道路を250番のヤスリを貼って再現。縁石はプラ板やプラシートで。全体をエアクラフトグレーで塗装し、軽くヤスって地の感じを出す。
・コンクリ建ての家屋を5mmスチレンボードで製作(まだ写ってません)。
・ジオラマベースの裏のしかるべきところに磁石を貼って、接地性の悪いエグゾフレームが少しでも立ちやすくなるように。
・あとは流れで(懐かしの相撲賭博語録)
5.フィギュアを作成しよう
さっきの写真でチラッと写ってましたが、ジオラマに必須のフィギュアを作りました。
買ってきましたのはマスターボックスの反政府勢力フィギュア。Amazonで見つからなかったのでリンクは貼れません。ごめんなさい。
反政府マン×3 AK47×4 SVD×1 のセットです。顔にシュマグ巻いてるマンはアラブ感強いな~。仕方ないけど。
マスターボックスはいろんなフィギュア出していて面白いですね。
銃器はそれっぽくしていきます。※どうやって?
なんとなく東欧といえばAIMのイメージがありますよね。※要出典
付属のAK47のうち1丁をAIMっぽく改造します。※誰によって?
・ハイダーは特徴的な斜めハイダーに
・ストックをルーマニアストックに
・ハンドガードのフォアグリップ的な出っ張りを追加
伸ばしランナーが大活躍でした。いや鬼小さい。
AKがAIMっぽくなるとこ見てて…。
AKSっぽいのも製作し、これで4種類の銃(AIM,AK,AKS,SVD)が揃うことに。
というか箱絵だとAIMっぽいの持ってるんですが、絵は絵、キットはキット。
入っていないのだからがんばって作るしかない。パネルマジックはやめろ。
反政府マンはパーティングラインを削ったり、切った貼った交換したでポーズを変えます。
いや簡単に書いてるけど鬼難しいですね。特に塗装が。
フィルタリングリキッドのパープルが、影としての表現に大活躍でした。
紫とか何に使うんだと思ってたのですが、これがなかなか。
これで役者も揃いました。地面は塗装前の時ですねこれ。
並行して作っていたのでちょいちょい時系列が前後してます。
6.いよいよ1/35エグゾフレームのジオラマ完成!
360度から見れてナンボなので、今回は動画にしました。
ご覧いただきありがとうございます。















コメント