現在サバゲーで主流の「BB弾」ではなく、赤外線デバイスを使用して勝敗を決するおもしろいデバイスがあります。
その名は「ファスガン」。
ファーストスナイパー社製のガンデバイス、なのでファスガンです。たぶん。
同社が開発・レンタルを行っており、既存のエアガンのマズル部分14mm逆ネジに取り付ける事が出来るのが特徴です。
公式サイトはこちら
製品の販売はなく、レンタルのみでの提供となっています。
つまりイベントに参加して使うことが前提なんですね。
このたび、そのファスガンのイベントに参加してきましたので、その記録を書きます。
ファスガンってなに?
仕組みとしては、赤外線リモコンの電波を飛ばし合い、それが当たったら撃破、という単純なものです。
赤外線の受光部を頭部に付け、送信部はエアガンに付ける。
エアガンを撃てば送信部より赤外線が飛ぶ。
それが相手の受光部に当たれば、その人は体力が減り、体力が0になれば撃破判定になる。
自衛隊にも似たような機器(バトラー)があるとお聞きします。
その簡易版といった感じです。
ただ「簡易版」と言いましたが、必要十分というか、むしろBB弾のサバゲーにはない要素もあります。
たとえば初心者の体力を多くしたり、銃種によってダメージを大きくしたりできます。スナイパーライフル役の人のダメージが大きい、みたいな設定も可能なわけで、BB弾とはまた違ったゲームバランスを楽しめます。
そしてなによりの特徴が、「ゾンビ行為ができない。」
BB弾サバゲーの最大の問題のひとつがゾンビ行為ですよね。当たったかどうかが自己申告制なので、無視して撃ち続けるプレイヤーが出てしまいます。
ファスガンであれば、撃破判定された瞬間にロックがかかり銃が撃てなくなります。「俺の方が先に撃ったのに!」みたいな不毛な議論が根本から起こり得ません。これは画期的。
撃破時にロック?弾切れ時やリロード時はどうなるの?
撃破判定を受けた瞬間、受光部のヘッドデバイスが赤く光り、「ウォウウォウウォウ」とサイレン音が鳴ります。自身にも周囲に一目で分かるようになっているわけで、確認が非常にスムーズです。
マガジンの弾を撃ち切った際には「キーン」というM1ガーランドのリロード時のあの音が鳴ります。
リロード時には「ジャキッ…ガチャ」とマガジンを実際に交換したような音が鳴ります。ニヤリとする演出ですね。
このリロードですが、磁石を用いてタクティカルリロードも可能です。
マガジンに貼り付けた磁石をマズルデバイスに近づけて、磁力でリロードを行うことができます。
詳しくは公式サイト参照。わかりやすい動画が載っています。
もっとも、その日の設定がどうなってるかに寄ります。無効化されてたらそれまで。
ちなみに射撃時は言うまでもなく、マズルフラッシュが光り、ヘッドデバイスのスピーカーから銃声が鳴ります。近くの味方から銃声が飛び交うのは、なかなかの雰囲気でした。
どうやってファスガンのゲームに参加するの?
その性質上、完全予約制のイベントのみで運用されています。
こればかりは情報収集しかないのですが、ファスガン公式をXにてフォローしていたところ、
近辺で誰でも参加OKなイベントが行われるということが判明したので、参加表明したというところです。
ファーストスナイパー社の公式サイトでも、いつどこで開催されるのかが確認できます。
もちろん、クローズドな企画には参加できませんよ!
フィールドの構造とゲームの様子
今回、参加したグラウンドゼロ大阪は元ゴルフ場。昔はグリーンキャニオンなんて名前でしたね。
フィールドとしては、3つのゴルフコースが「川」の字になったような配置です。
縦250メートル、横150メートルにも及びます。
地形は大きく二種類に分かれていました。
適度にバリケードがあり平坦で進みやすい、フィールド中央のフェアウェイ部分と、
剝き出しの山である、フェアウェイ外のラフ部、といった異なる性質の二種類の地形で構成されます。
フェアウェイはごく普通のサバゲーらしい戦いが展開し、ラフ部は決死の山登りをして進む、また違った面白さがありました。
展開としては予想通り、お互いのスタート地点から中央付近でぶつかり、正面戦闘で押しつ押されつ交戦するという状況でした。
なおファスガンは赤外線なのでガラスを貫通するという特徴があります。つまり窓越しに撃たれても当たる。残念ながら今回のフィールドにはガラスの窓がなかったのであまり関係ありませんでしたが、そういうフィールドでやったらまた面白そうですね。
ゾンビ行為がないことで、ヒットコール周りのストレスが全くなかったのも快適でした。BB弾のゲームでは「もしかして当たったかな?とりあえずヒットコールして出ておくか…」という場面が必ずあるものですが、ファスガンではそれが一切ない。お互いに気持ちよく撃ち合えるというのは、思った以上に体験が変わります。
終わりに
楽しくて、わちゃわちゃしている間に終わってしまいましたが、そのシステムの斬新さも相まって非常に面白いものでした!
なお、これは熱中症気味になってしまったわたくし。
BB弾サバゲーの代替というよりは、BB弾では体験できない「公正なゲーム」を楽しめる別のコンテンツという印象です。
また次があるなら是非とも参加してみたいですね。

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