東京マルイ製のGlock17 Gen5。MOSシステムを搭載し、同社のマイクロプロサイトを載せることができますね。
ドットサイト付きハンドガンに簡単にカスタマイズできるわけです。
※MOS(Modular Optic System)というのは、スライド上部にドットサイトを取り付けるためのマウントベースが最初から備わっているシステムのことです。別途マウントを購入したり、スライドを削ったりする必要がなく、純正オプションのドットサイトを乗せるだけでいい。ドットサイト付きハンドガンに手軽にカスタマイズできるわけで、これは魅力的な機能です。
で、先日初めてこれを試みたところ、グロックをぶっ壊してしまいましたので同じ轍を踏む人が出ないよう注意喚起のためにここに記します。
そのときグロックに何が起きたか
マイクロプロサイトを載せていざ試射、と意気込んだところ、ブローバックしきらないというか、プスー!という音とともにガスを全放出してしまい、まったく撃てない状況になってしまいました。
マガジンを変えても同じ。ガスを入れなおしても同じ。とにかくガスが全部抜けてしまう。
原因の切り分けとして、たまたま同機種を持っていた友人とスライド一式を交換したところ無事撃てるようになりました。逆に友人のグロックに私のスライドを乗せると同じ症状が出ました。
つまり、マガジンやトリガーアッセンブリ側の問題ではなく、スライド側に問題がある、と判明したんですね。
そしてよく考えてみると、スライドに対して直前にやったことといえば、マイクロプロサイトの取り付けしかない。
原因は、まさかのネジの長さ問題でした
結論、これは、マイクロプロサイトを乗っけたことによる故障でした。
どういうこと!?
こういうことです。
知らなかったんですが、マイクロプロサイトに付属するネジを使ってグロックに固定すると、ネジが長すぎてグロックのシリンダーを変形させてしまうんですね。
マイクロプロサイト付属のネジではなく、グロックに付属するネジを使うのが正しいお作法のようです。
東京マルイ公式アカウントが注意喚起をしていました。
マイクロプロサイトに付属しているネジを使いたくなるじゃないですか。説明書をよく読めという話ではあるんですが、盲点でした。
なぜシリンダーが変形するとガスが全放出されるのか
グロックのスライド内部にはシリンダーがあり、ここで気密を保ったままピストンが前後することでブローバックが起こるわけです。
ところが、長すぎるネジがスライド上部から刺さることで、シリンダー外壁を内側に押し込んでしまう。シリンダーが変形すると、内側のピストンが前後できなくなります。そのため、正しくブローバックできなくなり、ガスが全放出されてしまったわけです。
私が長いネジを使ってシリンダーを変形させた結果、正しくブローバックせず、撃てない状態に陥ったのでした。
目には見えない場所での微細な変形なので、取り付け作業中には気づきようがない。撃って初めて「おかしい」となる、非常に気づきにくいトラブルです。
力技で修理はできました
シリンダー(ローディングノズルと言うべきか?)が押されて変形しているだけなので、分解して内側から押し返せば、変形箇所が元に戻って一応撃てるようにはなります。
ただ、シリンダーですからね。気密に影響しているはずで、完全に元通りになっているかというと、正直なところ自信はありません。戻した感じではそんなに差は感じないんですが…。まあ、仕方ないと割り切るしかないかもしれません。
一応、東京マルイに送ってお金払えば修理してもらえるはずですが…手間ですよね。
そこで、サードパーティ製品の修理パーツはこちら。
これに交換すれば、再び蘇ります。
チェックして持っておくと良いかもしれません。

グロック19も同じことが起こるかもね
今回やらかしたのはGlock17 Gen5 MOSですが、たぶんGlock19 Gen5 MOSでも同じことが起きると思います。スライドの構造はそう変わらないはずなので。
MOSシステムを搭載したマルイのグロックにマイクロプロサイトを取り付ける際は、全機種でネジの長さの注意が必要と考えておいた方が良いでしょう。
まとめ:マイクロプロサイト取り付け時の注意点
- マイクロプロサイト付属のネジは使わない
- グロック本体に付属しているネジを使う
- 長さが違うだけで見た目は似ているので要注意
- 公式の注意喚起ツイートも確認しておくと良い
付属ネジの長さがNGというまさかのトラップなので気を付けてください。
いや自分が悪いんですが(笑
同じミスをする人が一人でも減れば幸いです。それでは。


コメント