追記歴
(2015/01/15 追記しました)
(2015/02/15 症状の原因を間違ってたかもしれないので再追記)
(2021/01/13 6年ぶりにさらに追記 中盤の追記部分にはめちゃくちゃ重要なこと書いてます あとは読みやすいように全体に修正を加えました )
目次
1.サバゲー ハイキング ツーリングで人気、特定小電力トランシーバー
2.安くて電波法に違反しない F.R.C EXPLORER エクスプローラ 特定小電力トランシーバー2台セット ET-20Xを購入
3.icom製品とプラグの互換性があるとは聞くが…COMTACやSORDIN等のサバゲー用のヘッドセットでは使える?
4.私流解決法 PTTの中身ぶち抜いて配線入れ替え作戦
1.サバゲー ハイキング ツーリングで人気、特定小電力トランシーバー
特定小電力無線、いわゆる特小トランシーバー。
免許不要の無線で、サバイバルゲーム等、レジャー用途でも人気がありますね。
とはいえ電波法の関係で、中国から直に届くような激安のトランシーバーは法に触れるものでもあります。
また、特小無線自体の改造は法に触れます!しないでくださいね!
さて、Amazonで買える中で格安かつ法に触れないのがこれ。ET-20Xという機種です。
なんと2台入りで1台分という激安な価格。一人で交信できちゃう。※誰と?
2.F.R.C EXPLORER エクスプローラ 特定小電力トランシーバー2台セット ET-20Xを購入
さて先日、この特小無線トランシーバーを購入しました。
これで遊んでみようと思います。
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3.icom製品とプラグの互換性があるとは聞くが…
ところで、無線機そのまま持って行って使いますか?PTTマイクセットがあれば、シークレットサービスのように胸元のボタンを押して交信できます。気分が上がりますね。
ボタンが小さいこともあって、無線機そのままむき出しで使うのってちょっと使いづらいし、なんだか味気ない。
今回はサバゲー用途なので、こちらも購入!
無線を繋げるCOMTACⅡレプリカヘッドセットとTCIタイプのPTTスイッチ。見た目はゴツくてカッコイイ。
PTTスイッチのプラグはicomの無線機用です。ET-20Xはicomと互換性があると聞きましたが…。
人人人人人人人人_
> 繋がらない <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
・具体的な症状
→こちらからの声を送信できずノイズのみ送信されてしまう
これ、どうやら色々と多発する症状みたいです。私の見立てでは、ヘッドセットそのものよりPTTスイッチが悪いです。だからCOMTACⅣならとかSORDINは大丈夫とかいうより、とにかくPTTの感じが。
ピンの長さの誤差に起因する接触不良か…?ICOM用のを流用しているので仕方ないのかもしれない。
さてここで、コネクタの接触不良だと思いU94タイプのPTTスイッチを買いなおしました。
それでも送信できません。
ただ、TCIタイプに比べスイッチ部分の分解が容易なので「無理やり端子を曲げ確実に接触させる」調整をしてみました。
それでも改善せず!
うんうん唸っていたところ大変なことに気付いてしまう!

あ、あれ?細いほうのピンの長さが違くね?(左が純正、右がU94)
細いほうがマイク端子だから、送信だけできないのはたぶんこれが原因。
製品ごとの誤差がすごい様子。もしくはICOM用に作っているからか?
…ん、てことはもしかして緩く刺せば送信できるのでは…?と思いましたがダメでした。残念。
まだまだ記事は続きますが、急いでいる人用のとりあえずの結論として、
COMTACやSORDIN等のレプリカとET-20Xの相性というより、正確にはICOM用PTTとET-20Xの相性が悪い!PTTのピン長の個体差が大きいため!
そういう目的なら素直にICOMのトランシーバーを買うことをオススメします!下のヤツ!
(※2021/1/13追記
ちょっと話が飛びますが、COMTAC2レプリカ、私の持っているのは2014年当時のモノ。
2021年になってたまたま中国インターネッツをサーフしていて見つけたんですが、最新のものは基盤が色々と変わっているらしいじゃないですか。集音性能は良くなっているでしょうし、相性問題もマイルドになったのでしょう。中国ものづくりの数年の進化はすごいですね。いま最新のを買うだけでいろいろ解決するのかもしれない。そうならいいですね、犠牲者が増えなくて。
またAmazonで気になるものを見つけました。なんとこのPTTスイッチ、ET-20X対応を謳っています。
対応と書いてある以上繋がるはずなので、これ買えば全て解決ですね。笑
記載してある以上、繋がらなかったら返品すればいいですし。)
4.私流解決法 PTTの中身ぶち抜いて配線入れ替え作戦
んなこと言ったって買っちゃったよ!って人もいるかと思いますので、私流解決法を紹介。
ET-20Xに付属する純正イヤホンマイクをPTTスイッチの中に内臓しようと思います
画像はET-20Xに付属する純正イヤホンマイクです。もちろん正常に繋がります。
クリップの後ろに隠しネジがありましてそれを外します。
私は力ずくで破壊しました^ ^

こちらはtciタイプレプリカスイッチ。
裏のベルクロを剥がすと隠しネジがありますので外しましょう。
危うく破壊するところでした^ ^^ ^

開けましたら、邪魔な中身を取っ払っていきます。基盤はスイッチ部分のハンダを外すと取れるようになります。
私はこれも破壊しました^ ^

PTTのヘッドセット側配線のみ残すんですね 基盤とってるとこ
↓

さああとは入れ替えるだけだ!というところで問題発生。
純正のイヤホンマイクは、マイクとプッシュスイッチを繋ぐ線が短すぎるため、このまま内蔵はできません

そこでマイクをいったんハンダゴテで外し、その後プッシュスイッチをtciタイプPTTの表側に固定。
配線を通す穴を開けて裏側で結線すると届きます。何言ってるかわからないと思いますけど要は邪魔な部分避けて繋いでいるだけです。たぶんやればわかります。
さて、私のtciタイプPTTは白と黄色の線がイヤホン、黒と赤の線がマイクでした。(もっとも製品ごとに違ったりしそうですが)
純正pttは青と緑がイヤホン、赤と橙がマイクです。
ということで、白と緑、黄と青、黒と赤、赤と橙を接続します。間違っていないことを確認してハンダづけ。


さあ通電してみてください
マイクの配線さえ逆になっていなければ送信できるはずです
tciタイプスイッチのフタを閉めましょう
思ったより厚みがあったので隙間が空いてしまいました。笑


はい完成。これでバッチリ!
⇒1年ほど使った2014年末、断線で逝きました。あーあ。笑



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